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多汗症の原因をご存知ですか?

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多汗症の原因

多汗症とは

夏場の暑い日や運動をした後は誰でも汗をかきますが、多汗症は季節や運動に関係なく常に大量の汗が出て、止まらなくなるといった症状です。 通常、汗は体温調節や緊張や不安などのストレス、刺激のあるものを食べたときなどに出ます。これらは、温熱性発汗、精神性発汗、味覚性発汗と呼ばれ、基本的にこの3つになります。 しかし、何らかの原因によって汗をコントロールする自律神経が乱れ汗が止まらなくなります。 多汗症は、人によって全身に汗が出る場合と、手や足、ワキや顔など部位から汗が出る場合の二つがあります。

多汗症の種類

多汗症には全身に汗がでる全身性多汗症と体の部位から限定して汗が出る局所多汗症があります。
全身多汗症は、全身から汗をかく症状で、特に旨、背中、おなか、おしり、太ももなどから汗をかくことが多く、 局所多汗症は、ある特定の部分に汗をかく症状で、手のひら、足の裏、頭、ワキの下、顔や頭部などです。 局所多汗症の中で一番多いとされている手のひらは、緊張して汗ばんだりすることがありますが、緊張していなくても常に汗をかいている状態で、 大事な書類などを持つと濡れてしまったり、人と握手ができないといったことがあります。


局所多汗症の原因

全身多汗症の原因のほとんどは続発性で主に病気や更年期障害、ホルモンバランスの乱れによるものです。 全身性多汗症を発症する疾患は、甲状腺機能亢進症(バセドー病)、糖尿病、褐色細胞腫、生殖器障害、末端肥大症、急性リウマチ、結核、白血病などが挙げられます。 局所多汗症の多くはストレスで発症することが多く、過剰なストレスは自律神経を乱し、発汗を促す交感神経が活発に活動になることで多汗症が発症します。 他には生活の乱れ、タバコやカフェインの過剰摂取、また女性は月経や妊娠などによるホルモンバランスの乱れなども原因の一部とも言われています。 局所多汗症は、生まれつきの体質によるものもあり、家族に多汗症の人がいれば原発性多汗症の可能性は高くなります。 多汗症になってしまったときには病気の可能性も考えて他の症状がないか注意して観察するようにしましょう。

多汗症を直す方法(局所多汗症)

手や足、ワキの下などには塩化アルミニウムの塗り薬を使って、汗腺から汗が出るのを抑えます。最も手軽で一般的な治療方法になります。 その他には特定の部位を水につけて直接電流を流し治療するイオントフォレーシスやボトックス治療があります。 イオントフォレーシスは1~2週間に1回、ボトックス治療は半年に1度程度、通う必要があります。 しかし、いずれの治療方法も完治はしませんので根本的に直したい場合は手術が効果的です。 発汗の指令を出している交感神経を切除する方法で手のひらや足の裏の多汗症に効果があります。またワキの下は直視下摘除法(剪除法)や吸引法などがあります。 手術は高い効果が得られますが、傷跡や副作用、再発の可能性も十分考慮しなければなりません。

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